湊公民館の福井学基礎事業「池田町の自然と歴史を訪ねて」が、小春日和の11月9日(土)に実施されました。18人が参加し、能楽の里・池田町の神社仏閣や能面美術館を巡り、紅葉や黄葉の美しい晩秋の池田町を満喫しました。
元池田町教育長の山口哲夫氏のガイドで、まず、江戸時代末期に水戸浪士(天狗党)の一行が宿泊した古刹・善徳寺を訪れ、2人の浪士が遺品として残した髷(まげ)を拝見しました。この後、高さ約5mもある寺谷大仏や江戸時代初期に建てられ、国の重要文化財に指定されている堀口家住宅などを見学しました。池田48カ村の総社で、本殿が国の重要文化財に指定されている須波阿須疑(すわあづき)神社では、裏山にある樹齢千数百年と推定され、高さ約40m、幹回り約10mあるご神木「稲荷の大杉」を見に行き、あまりの大きさ参加者は驚いていました。毎年2月13日に奉納される「水海の田楽能舞」で有名な鵜甘(うかん)神社に訪れ、帰路に就きました。