「重い土割って土筆の独り立ち」
(川柳塔より)

 

 「川柳番傘」三月号掲載句(良一)

棘を刺す言葉抜くのもまた言葉  

怪我よりも言葉の傷が治らない

晩酌は今日の自分の戦後処理

重ね塗りしても私の地が消えぬ

何よりの供養元気で仲がいい

オペ室へ向かう希望と覚悟混ぜ

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           番傘本社同人、番傘ばんば川柳社同人   伊藤 良一