湊地区歴史まっぷウオーキングが6月10日(土)、児童4名を含む12名が参加して開かれました。湊公民館の福井学、少年教育事業の一環として開催され、参加者は、ふるさとの歴史探訪みなと塾の今川康弘塾長の案内で散策しました。幕末の歌人、橘曙覧(あけみ)が20年間過ごした藁(わら)屋跡をはじめ、西厳寺にある福井藩のお抱え鐔(つば)師、高橋記内の墓、坂本龍馬と三岡八郎(後の由利公正)が日本の将来について語り合った莨(たばこ)屋旅館跡、足羽川堤防の壁面に設置されている福井藩十二か月行事絵巻壁画、九十九橋北詰めの福井郵便局跡を見学しました。節分行事などで有名な天台宗西山光照寺では福井大仏の下のお堂を参拝し、光照寺の方から仏像の説明を受けました。また、光照寺本堂では「手違いの阿弥陀如来像」や「足引きの釈迦如来像」など珍しい仏像を参拝し、なでると病が治るとの言い伝えがある「びんづるさん」に触って楽しんでいました。