東京2020パラリンピック視覚障害マラソン女子代表の西島美保子選手の講演会が、4月23日(土)に湊公民館で行われました。
 西島選手は先天性の網膜の病気でマラソンを始められたのは44歳の時。そこからマラソンに引き込まれていき、東京2020パラリンピックでは日本選手団最年長の66歳で女子フルマラソン代表となり、見事3時間29分12秒で8位入賞をされました。
 講演会では、ご自身の生い立ちからマラソンとの出会い、パラリンピック出場までの道のりなどをお話いただき、目標を持ち続けることの大切さや、最後まであきらめない気持ちなど、これからの人生を前向きに生きていくためのヒントをたくさんいただきました。
 講演会のあとの質問タイムでは、会場からの様々な質問にも丁寧に答えていただき、終始和やかな雰囲気の中、西島さんと直接お話が出来る有意義な時間となりました。参加者からのアンケートでは「新しいチャレンジに背中をポンと押してもらえました」「年齢は関係なく頑張ることの大切さを教えていただきました」「西島さんが大事にされている4つのこと(目標をもつ)(最後まであきらめない)(チャンスが来たら自分のものにする)(出会いを大切にする)を自分も心がけていきます」「西島さんの明るく優しいお人柄がにじみ出ていて、大変良いお話だった」「刺激をもらいました。私も前進あるのみです!」など多くの感想が寄せられました。
 西島さんは、パラリンピックは東京で最後ということですが、今後マスターズの記録に向けて頑張っていかれるとの事。西島さんの新たな挑戦と更なる進化をこれからも応援していきたいと思います!