[06] 花筐公園・皇子ケ池

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☆ 説明の末尾に「(配付説明書)」とあるものは、田島氏(みなと塾)が作成し、当日参加者に配布された解説パンフレットから引用しているものです。

花筐公園・皇子ケ池  福井県越前市粟田部町17
 継体天皇ゆかりの地として、様々な伝承が残る公園。 薄墨桜と1000本桜、秋の1000本紅葉が有名。
(配付説明書)
 
謡曲「花筐」
 花筐は、室町時代に活躍した能の先駆者世阿弥の作。
 世阿弥が花筐を、何時、なぜ作ったのかはよくわかっていない。  作成された以前に、すでに粟田部、味真野地区に継体伝説が残り、それを元に花筐が作成されたと思われる。
 
あらすじ
 主人公は「照日の前」という女性。 継体天皇がまだ越前の味真野に居て、大迹部皇子と呼ばれていた頃の妃であります。
 皇子が都に上って皇位を継ぐことになった時、照日の前を越前に残したまま大和へ旅立つが、彼女に日ごろ使いなれた花筐に文を添えて贈り、私を信頼し待っていてくれといいます。
 しかし、その後何の便りもないままに彼女は物狂いして狂女となり、形見の花筐と文とを持って、女一人を連れて都に向かい、継体天皇の玉穂宮へ向かうこととなります。 天皇は秋の紅葉狩りに出かけており、彼女らはその帰りの行列にであうも行列の先払いの役人が追い払おうと、花筐を払い落とします。
 天皇は狂女を、照日の前とは気づきません。 車の前で狂女の舞を舞えと命じます。 天皇は、照日の前が差し出す花筐を受け取り、自分が越前のころに愛用していた品であること見て、再会を喜びます。 そして、彼女をともなって宮殿に入られた。
(配付説明書)
 
皇子ケ池
 継体天皇の第一王子勾大兄皇子(曲がりの大江の皇子、27代安閑天皇)、第二王子檜隅高田皇子(ひのくまたかだのみこ、28代宣化天皇)の産湯に使用されたと伝えられる池。
(配付説明書)

【参 考】

12:12-13:42 花筐公園・皇子ケ池