[08] 魚志楼、元料亭「たかだや」、見返り橋、高見順生家、にしさか、小山屋

※ 「スクリプトやActive Xコントロール」の制限メッセージが表示される場合は，「ブロックされているコンテンツを許可」をクリックしてください。

　v1.0　作成

※ 画像をクリックすると、ウィンドウの大きさに応じた画像が表示されます。
※ 最大画像を表示したい場合は、右下に表示される「

」をクリックしてください。
※ 表示された画像はマウスのドラッグで移動できます。画像の上でクリックすると元の画像に戻ります。
☆ ここで使用している説明文は、牧田氏（みなと塾）が作成し、当日参加者に配布された解説パンフレットから引用しているものです。

魚志楼

　三国港で水揚げされた新鮮な旬の海の幸を美味しく楽しめるお店。
　お米に有機栽培を用いるなど、こだわった料理を味わえます。
　又、松崎屋住宅は、四棟共「登録有形文化財」になっています。
○ 主屋：切妻造妻入の主体部の前方に平入の表屋を付けた「かぐら建て」明治初期。
○ 西蔵・東蔵共に明治初期。
○ 奥座敷（数寄屋風）大正初期

魚志楼

元料亭「たかだや」

　昭和を代表する詩人・三好達治が愛した元料亭「たかだや」。
　三好達治は昭和19年(1944)から24年(1949)までの5年間を三国に滞在、その間、「花筐」「故郷の花」「日光月光集」などを発表。
　三国を去った後も、三国を「心のふるさと」と語り懐かしんだ。
　三国滞在の頃、この料亭「たかだや」へ頻繁に通い、三国の風情に親しんだ。
　「たかだや」には今も当時の交流を物語る資料の数々が残されている。

たかだや

たかだや説明

たかだや

三国詩歌文学館　三好達治

見返り橋

　民謡「三国節」の歌詞に”唄の上ハ町　情けの出村　わずか隔てて　地蔵坂”とあります。三国には廓（くりわ）が二つあり、福井藩領の「上ハ町（うわまち）」と丸岡藩領の「出村（でむら）」です。二つを繋ぐ坂道が地蔵坂というわけです。
　その地蔵坂を下って、細い辰巳川に架かる小さな橋、ここが「見返り橋」です。
　も一筋、川下側の通りには「思案橋」があり、廓に行こうか止めようか、橋の袂で思案して、遊んだ後に名残を惜しんで見返るという港町ならではの艶のある名付けです。

道筋の風景

この奥に三國座があった

この辺りまで三國座

見返り橋

見返り橋説明

見返り橋

高見順生家

　作家・高見順は明治40年(1907)この家で生まれた。父は当時の福井県知事・阪本釤之助、母は高間古代。近くに開明楼という料亭があり、そこで父と母の出会いがあった。母のコヨは縫い物を教えながら生計を立てていましたが、美貌をみそめられ、後の高見順（高間芳雄）を授かる。2歳の時、母と祖母とで父を追い東京へ。
　東大卒後、小説家になる。　代表作「市の淵より（「荒磯」収集）」