[05] 宮太旅館、大野屋跡、旧森田銀行
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☆ ここで使用している説明文は、牧田氏（みなと塾）が作成し、当日参加者に配布された解説パンフレットから引用しているものです。
宮太旅館
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宮本家は代々、宮越屋太吉を名乗り、回漕業をしていましたが、明治の初めに旅籠屋としても営業を行う。大規模なかぐら建てで中庭を挟み蔵が川端迄並ぶ。
向かって右手の通路（通り庭）は、裏の川端まで続く典型的な川方商家造りである。 |
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大野屋跡
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越前大野藩は財政の窮乏を救う為、家老・山内良休の提案を受けて、大野屋と称する産物会所を起業。第1号店は安政2年(1855)大阪に開店。以後全国に40店舗を展開した。
この地は三国湊で大野屋が置かれた地である。大野市に伝わる古文書により、三国湊で廻船業を営んでいた津田吉右衛門らの船を借用したことや、代金支払いの様子など経済活動の一端がわかる。 家屋形態は三国独特のかぐら建ての建物である。 |
道筋の風景
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元三国大野屋
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旧森田銀行
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中世から廻船問屋として豪商・森田屋が、明治時代になり廻船業の衰退を察知して明治27年(1894)に業種転換を図り創業した銀行です。
大正9年(1920)に建てられたこの建物は、県内に現存する最古のコンクリート建築物で、近年まで福井銀行三国支店として営業されていました。 平成に入ってから、復元工事を行い一般公開されています。（登録有形文化財） |
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